社長メッセージ

オリンパスグループをリードする“ものづくり集団”

ものづくりの歴史を受け継ぎ、新しい長野オリンパスが誕生


長野オリンパス株式会社
代表取締役社長 本田 達也

長野オリンパスは、1940年代に創業した諏訪工場と伊那工場をルーツとし、オリンパスグループの信州におけるものづくりの歴史を脈々と受け継ぎながら発展を続け、2011年に設立しました。

以来、カメラ・顕微鏡製品の製造を通じて社会と地域に貢献してまいりました。

同時に、成長を続けるオリンパスグループの医療用内視鏡製品に用いられるレンズやプラスチック成形部品など、医療用コアパーツの製造および医療用内視鏡システムの修理にも事業を拡大してまいりました。

そして2021年の映像事業譲渡と2022年の科学事業分社に伴い、2022年4月より医療事業における製造および修理に集中した新しい長野オリンパスがスタートしました。

ものづくりで「世界の人々の健康と安心、心の豊かさの実現」を目指す

長野オリンパスは、オリンパスグループが目指す私たちの存在意義「世界の人々の健康と安心、心の豊かさの実現」に向けて、80余年に渡るものづくりの精神を受け継いだ生産活動を行なっています。「日々の生産活動を通じて一人ひとりが自ら成長できる現場づくり」を旨とし、製造・修理ともに現場力の強化に邁進し、技術・技能をより高める日々の研鑽を通じて、お客様に安全・安心を提供できるよう努力を積み重ねています。

長野オリンパスには、この長野の地で長い歴史をかけて積み重ねてきた多様なものづくりのDNAを持つ人材が多くいます。大量消費材のコンシューマ向け製品から超多品種少量の製品まで幅広い事業領域を経験してきた多様性と柔軟性が、医療事業においても大いに発揮され患者様やお客様に貢献し続けられると信じています。

ものづくりの進化でグローバルの医療に貢献し続ける

オリンパスグループの医療用内視鏡や治療機器の提供を通じ、世界中の患者様の健康と安心のために「早期診断・早期治療」「低侵襲治療」への貢献を追求し続けています。そしてさらなる小型化・高精度化や修理満足度の向上が求められるなか、長野オリンパスも、関係するグループ内の開発・技術・製造部門と連携し、患者様やお客様へより良い価値の提供を実現するため、今後も技術開発や生産革新、技術・技能の向上に不断の努力をしてまいります。

私たち長野オリンパスは、世界中の患者様の健康への願いを込めながら、一つひとつの部品、一台一台の製造と修理を着実に行い、お客様にお届けしてまいります。

長野オリンパスは、創業からの「ものづくりの精神」を基本として、さらなる技術・技能の研鑽と生産革新を進め、患者様やお客様に価値と信頼を提供し続けることで、「世界の人々の健康と安心、心の豊かさの実現」に貢献してまいります。

代表取締役社長 本田 達也