オリンパスの内視鏡製品に使用されるコアパーツを製造しています。
内視鏡は人体の内部に挿入し観察・治療を行う機器のため安全であることはもちろん、人体への負担や医療従事者への負担を以下に低減しつつ、鮮明な画像を映し出す必要があります。
長野オリンパスを知る
長野オリンパスの特長
長野オリンパスは、2022年4月より医療事業製品の製造と修理事業に集中。
オリンパスグループの医療用内視鏡や治療機器の提供を通じて「世界の人々の健康と安心、心の豊かさの実現」に貢献しています。
長野県で1940年代に創業した諏訪工場(’82辰野へ移管)と伊那工場をルーツとし2011年に設立した会社です。以来、カメラ・顕微鏡製品の製造と共に医療用内視鏡製品のコアパーツ製造および修理の事業を拡大。2022年4月にオリンパスグループの医療事業集中にともない、長野オリンパスも医療事業専業の会社として新たなスタートを切りました。
今後も、長野地区での創業からの「ものづくりの精神」を基本として、さらなる技術・技能の研鑽と生産革新を進め、患者様やお客様に価値と信頼を提供し続けることで、「世界の人々の健康と安心、心の豊かさの実現」に貢献してまいります。
長野オリンパスの2つの事業

医療製造事業

光学レンズ部品
光学性能を左右する直径1mmレベルからの高精度レンズやプリズム、光学フィルターを生産しています。
プラスチック成型部品
操作性や安全性に配慮した高機能部品など、難易度の高い成型部品を生産しています。
チャンネルチューブ
様々な処置具をスムーズかつ正確に届けるチャンネルチューブなどを生産しています。
電子部品製造
内視鏡に搭載される電子部品を生産しています。
医療修理事業

内視鏡は人体に使われる精密機械であり、その機能を十分に発揮するには、メンテナンスが欠かせません。オリンパスは、世界中の患者さんが安心して内視鏡検査・治療を受けられるように、業界トップクラスのグローバルなサービス体制を構築しています。日本では、白河・長野の2拠点で修理を実施しており、万が一の災害などの緊急事態発生に備え、両修理拠点が相互にバックアップできるような体制にしています。
内視鏡とは

内視鏡は人体の中を見ることを目的とした医療機器です。オリンパスの内視鏡の歴史は、1950年に世界初の実用的な胃カメラを開発、1952年にガストロカメラ「GT-I」の発売に始まります。「人体内を直接撮影することができればガンを早期発見できる」という医療従事者とオリンパス開発者の想いから誕生しました。
その後内視鏡は飛躍的な進化を遂げ医療の現場に広く普及、体に挿入して内部の様子を見ることができるだけでなく、ガンなど疾患の『早期発見』、『早期診断』、『低侵襲治療』を可能にし、患者さんのQOL(Quality of Life:生活の質)向上に貢献しています。内視鏡は、胃や大腸などの消化管のほか、気管支、泌尿器、脳、関節など、さまざまな部位で活躍しています。

内視鏡各部の名称と機能

経営理念
オリンパスグループ経営理念

長野オリンパス
ミッションステートメント・バリュー
ミッションステートメント
長野オリンパスは、お客様に安心いただける修理サービスの提供と、製品価値向上のコアコンポーネント共有を通じて、「世界の人々の健康と安心、心の豊かさの実現」に貢献していきます。 そのため全てのプロセスを良くする活動を継続し、従業員一人ひとりもより良く成長をしていきます。
バリュー
- Our Core Valuesを常に意識し、お客様のために行動します
- 会社の価値向上にチャレンジします
- 長野オリンパスで働く誇りが持てる職場づくりを目指します
