レンズ加工部門
オリンパス創業時から培われてきたレンズ・プリズムを主とする加工技術・技能は長野オリンパスに受け継がれ、各種製品に搭載されています。
加工の流れ
レンズ部品は、製品の性能直接左右します。材料を設計通りの寸法や形状にするだけでなく、所定のコーティングを施すことで、製品が狙う観察性能、測定精度を発揮します。
一般的なレンズ加工の流れを記します。
1.成型
材料を機械にセットし、所定の粗さ・球面に削る
2.研磨
(汎用)
透明でツヤのある球面になるように磨く
(自動ライン)
自動研磨ライン
3.検査
レンズの精度を確認するため、干渉計と目視で検査する
4.心取り
光軸とレンズの中心軸を一致させるため、外周を切削する
5.コーティング
反射防止や表面保護などのため、表面に金属物質を蒸着させる